レコーディングの準備を進めている。ずっと自分にはあまり合わないと思っていたストラトキャスターだが、最近とても弾きやすく扱いやすい。エレキなのにアコースティックギターのような、とてもスタンダードな音がする。そしてストラトにも1本1本個性があると最近ようやく気がついた。レスポールジュニアのようなストラトもあれば、テレキャスのようなストラトもある。ジミヘンドリックス氏のストラトはどちらかと言えば前者なのか、あの太い音はファズやマーシャルからなのか。それでも世界中のバンドやロック、全ジャンルの音楽にストラトの与えた影響は計り知れない。今更ながら昔の音楽雑誌に目を通して思うのだが、知ることの楽しさに尽きることはない。先人たちの作品に耳を傾けていると表現は無限なのだとつくづく思う。僕には無縁だったが、ハードロックの雑誌も時々読んでみると僕には憧憬がなく、他者が何をしているんだろう?的な視点で読むのが面白かったりする。時々ここに船長の部屋から、たわいもない航海誌を書いていこうと思う。
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