バーガンディミスト

ストラトが嫌いだったが、今はストラトが一番いい。チャーさんのギターの色はバーガンディミストというらしい。バーガンディはフランスのブルゴーニュのことで、転じてブルゴーニュの赤ワインの色味が霧がかかったようななんともいえないミステリアスな雰囲気を纏うとのことらしいが、僕は横文字が苦手なので単語で「ピンク」と書かせていただくが(とたんになんか庶民的になるなあ)、ピンクのギターのおかげでストラトの楽しさに気づくきっかけになった。ストラトは他のギターとは違いスプリングがついているが、最近アコギにも取り付ける方もいるようだ。スプリングがあることによりリバーブ効果があるのは、ストラトを生で弾いて体感したのだが、ストラト以外にスプリングがついているギターはなかったなと思ったりもした。ストラトをさまざまアンプにつないで試してみたが、どれもよかった。アンプにつなげず生でチャカチャカ弾くのも楽しかった。ストラトのアンプにつなげない生弾きは、実は奥が深いのだ。時々思い出すがナイルロジャースのシンプルなストラトのギターフレーズが好きだ。「曲ができた!」とナイルロジャースのもとに走るデビッドボーイに、ナイルロジャースのストラトはどんな絶妙な音で答えたのだろう?それはレッツダンスとなった。ギターを弾きながら音の景色を楽しんでいる。