果物の種

さまざまなことが出来るよう与えられているものの、与えられたものを生かす時間を取れていないのではないか?と反省する。これからいろいろと準備したいことがたくさんある。それを強く感じたのは、果物を食べた後に種をプランターに植えたところ、芽生えるわけがないと思っていた土に葉が伸びてきたこと。時期、土、水などの環境もだが、環境が良くても種の生命力、そして、神の許しがなければ命が与えられることはないのだろう。「一羽の雀」というゴスペルの曲がある。His Eyes On The Sparrow、という曲だ。この曲の歌詞が素晴らしい。この曲を聴きながら、黙想する。楽曲を発表する、ライブに出演とのことが開花であるのなら、その前の、形にならない創作活動としてスケッチのように楽器を弾く時間やリハーサルをする時間がどんなにか大切なのだろうと改めて思う。そこに至るまでの心の栄養もとても大事なのだろう。果物の種は光に向かって伸びている。果樹の収穫まで何年かかるかはわからないが、葉の元気さにとても励まされるのだ。ロックをほとんど聴かなくなったが、あらたな地平が僕にはとても心地いい。