楽器庫の整理をした。楽器庫と言ってもクローゼットにある楽器ケースの中に何の楽器が入っているかの整理だが、出したりしまったりしているうちにどのケースに何の楽器が入っているのかわからなくなることがよくある。お店でいえば棚卸のようなものかもしれないが、急いでいる時などどこに何があるかわからないがストレスになることもある。楽器庫を整理しながら考えたのは、僕にとっての楽器は筆でもあり、その筆で歌詞やメロディという絵の具やキャンパスをとなるわけである。1本の楽器(筆)でずっと描く人もいる。筆を使い分けたい人もいる。筆がたくさんあるからクリエイティブなことがうまれるものでもない。クリエイティブなことの結果、使いたい楽器があったのだ。自分の描きたい「絵」とは?と、これまでともに音を奏でてきた楽器を眺めながらしみじみ思うのだった。
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