旧約聖書のヨブ記を読み終えた。読むのは3回目か4回目ぐらいであるが、今回ほど読んで心に響いたことはないと思えるほどじっくり読んで味わうことが出来た。そしてヨブ記の次に始まる詩篇の一篇を読んだ時の感動も、とても大きかった。聖書をまるで法律の本のように堅苦しいルールばかり書いていると思っている人も多い。ヨブ記には、ヨブという人間が苦難にあって、どのように立ち返っていくかが生々しく記されている。すべてを「教えだ」と読むのは苦しくなるのではないかと思うが、聖書には私たちと同じ人間がたくさん出てくる。そこにはよく読むと理解できることがたくさん書かれている。聖書のわかりやすい解説のある「一日一章」を手元に置きながら僕は読んでいるのだが、これからは詩篇。聖書の真ん中を過ぎたあたりだろうか。すべて読み終えてもまた最初から読み始めたい。ゆえに聖書の真ん中あたりを読んでいても、ここが始まりでありゴールでもあったりする。これからも読み進めていくのがとても楽しみだ。感謝。
コメントをお書きください