レンタルCD店がCDのレンタルを終了するとのことで、CDの大売り出しが始まった。その初日に行き30枚ほどCDを購入した。1枚100円でまだいろいろCDが並んでいるところに辿り着いたのだが、自分の音楽を選ぶ趣向がずいぶん変わったことに気づく機会となった。往年のロックやポップスより、ワールドミュージック、ジャズ、クラシック、ボサノバの棚を探すのが楽しいと思ったし、これまでよく聴いたミュージシャンのCDは興味がわかないことに気がついた。一度はかごにいれたのだが、50枚ぐらいになって20枚を選別し棚にもどすとき、よく聴いてきたミュージシャンのCDを戻す確率が高かった。僕の中では単なる憧れだったのか。音楽が聴きたいのか??と心に問うと、そうではなかった。CDを少しづつ聴くのが楽しみだが、こうしてCDはなくなってしまうのかとのさびしさもどこかある。レコードは僕が中学の頃、こんなふうにレンタルレコード店で投げ売りとなって、なくなった。あの時に買ったレコードはまだ持っている。
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