20代~30代の頃は、タカミネのギターばかり弾いていた。最近GUITARというメニューをこのHPにも作り過去のギターの歴史を振り返り、温故知新にしていこう!を試みているが、タカミネには本当によくお世話になった。まわりでもタカミネを弾いている方は多くいたのだが、エレアコとしてとても優秀で、バンドの中で演奏しても負けないサウンドでもあり、特にジャズコにつなげての演奏、コーラスをかけてのエレアコの響きのマジックはこれ以上ないだろうと思うほどの楽しさがあったりもした。生ギターに目覚めて、しばらくタカミネを遠ざかったのだが20年ぶりぐらいにタカミネを手にした。生で弾くとなんと繊細な音なのか。ハワイの方々がタカミネを愛するミュージシャンが多いと聞くがなるほど納得と思う。33年放置されていたというそのタカミネはメンテして復活させてみたいと思う。人も楽器も、何度でもやりなおしは出来る。そう思いながら楽器をケースから開けると、タカミネは光を待っているかのようだった。
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