グレッチを弾いていると、すごく楽しい瞬間もあれば、「あれ?」って思うこともある。きっとアンプやエフェクターの組み合わせ次第なんだろうが、時々、もっとソリッドな音や、ミドルや低音がぐっと効いたサウンドが欲しくなることもある。僕の相棒のグレッチは1970年代のテネシアンなんだが、ある日、現行のグレッチを試す機会があった。最初は「ん?」って感じだった。昔のグレッチと比べると、抜けが悪い鼻詰まりのような感じがあったけど、意外とミドルと低音がしっかり出ていて驚いた。「スーパーハイロートロン」というピックアップからなのか、それとも現代のプレイヤーニーズに応えた結果なのか?どことなくエピフォンのカジノに似てる気がしつつ、グレッチ特有のあの「俺だーー!!」という雰囲気も、音にちゃんと現れている。正直、「これもありだな!!」と思った。グレッチは、あまり知られていないが「RALLY」というモデルのギターがちゃんとある。いつか手にして、奏でたい曲がある。バンブーイエローの「RALLY」で、「バンブーマン」というオリジナル曲を奏でたいのだ。俺を待っているような名のギター。その日が来るのを楽しみに、ゆっくり歩んでいこうと思う。だじゃれのような世界だが(笑)
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