「断捨離」という言葉が近年よく耳にされるようになった。これは単に物を整理するだけの行為ではない。物理的な面での片付けのみならず、精神的な整理やリフレッシュを意味する場合も多い。特に「自分軸を取り戻す」ことに関連して使われることがとても増えている。自分軸を取り戻すと考えると、こんなことを考える。なにか目的があって調べようとスマホに向く時は自分軸がある気がするが、情報を探しているうち人のオススメなどを読みふけるうち何が知りたかったのかわからなくなる。そんな時、時計を見ると無味乾燥な時間が過ぎており、漂流してしまったかのような気分になることがある。「断捨離」を必要とする状況を振り返ってみると、物があふれすぎていたり、精神的に多くの負担を抱えすぎて、自分を見失う状態に陥っていることがある。不要な物や思考を手放すことが必要とわかった時、手放してみて初めて自分の軸を手に入れることができることがある。惑わすものがやってきてもいらないと手放すことができるのだ。「断捨離」は単なる整理整頓ではなく、心身のバランスを取り戻す大切なプロセスなのかもしれない。物理的な整理だけではなく、精神的な重荷を軽減するには、よりシンプルに何が大切かと考える。僕の場合は祈る時間がとても大切だ。今日この新しい一日を与えてくださる神に、感謝して生きていこう。そう祈る時、夜明けの美しさ、空の動きに感動することがよくある。
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